主力事業
杉本電気クレーン株式会社は、建築関連のクレーン作業が専門の会社として昭和39年に創業いたしました。以来、50年以上にわたり数多くの現場で実績を積んでまいりました。
現在では電気設備関連の施工が中心となっておりますが、「クレーン」と入った社名に誇りをもち、日々心をこめてご依頼を請け負っております。
配電線工事

「電線工事によって、地域住民の方々への送電をストップさせることは避けたい」
「しかし夜間や停電時のみに行なっていては時間がかかり技術者の負担も大きい」
以上のようなジレンマを解決する工法として、弊社が行なっているのが「仮送電工法」です。この工法では施工する箇所にバイパスケーブルを敷設し、配電線の負荷をバイパス側に迂回させます。その後に配電線を停止して本工事に入ります。それによって停電区域が最小限に抑えられます。
また柱上変圧器を取り付けるための「変圧器工事」や、家庭・事業所といった場所へ電気を引き込むための「引込線工事」も請け負っています。施工にあたっては安全管理を徹底しながら、「間接活線工法」や「仮送電工法」などを駆使して迅速かつ正確な電線工事を実現しています。
建柱工事

街の景観に配慮し、無電柱化が進んでいる今日ではありますが、それでも電柱はまだまだ現役です。意外に思われるかもしれませんが、普段のメンテナンスのしやすさ、地震や洪水などの大規模な自然災害が発生したときの復旧作業では、地中にある場合よりも電柱のほうが優れているとされています。
弊社では電柱の新設工事はもちろん、既存の電柱の老朽化にともなう交換、外線・内線工事などの付帯する施工にも幅広く対応しております。掘削から建柱、埋め戻しに整地と、関連する工程を一貫して承ります。
クレーン業務

決して人力で行なうことができない重量物の移動や吊り上げ・積み下ろしも、クレーンを活用すればスピーディーに行なうことができます。特に建設現場では大型の資材を移動させる場面が多いため、クレーンによる作業が欠かせません。弊社ではクレーンを利用し、重量物の移動や据え付け、プラント組み立ておよび解体、建設建方などを手がけています。
なお現場ではふとした気の緩みや見落としが重大な事故に発展する恐れがあります。そこで危険予知活動を徹底し、有資格者による確かな作業に努め、万が一にも事故を起こさぬよう安全管理に取り組んでいます。
保安伐採工事

電線に接近している樹木や枝を伐採し、停電事故を未然に防ぐ保安伐採工事を請け負っております。とくに山奥など草木が生い茂った場所に電柱を建てる際は、こういった周囲の草木を取り除く作業が必要不可欠です。