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冬の暴風対策!電線近辺の危険な樹木を安全に処理する方法

冬が近づくにつれ、暴風による被害が増える季節がやってきます。特に注意が必要なのが、電線の近くに生えている樹木です。寒冷期の強い風で樹木が揺れ動き、電線に接触することで停電や火災が発生するリスクがあります。このような事態を防ぐためには、事前の樹木管理と安全な伐採・剪定が不可欠です。本記事では、冬の暴風対策として、電線近辺の樹木をどのように安全に処理すればよいのか、業界の基礎知識をご説明いたします。

 

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三重県伊賀市を中心に電気工事・土木工事・樹木伐採業務を行っている杉本電気クレーン株式会社では、電線保安を目的とした樹木管理や伐採工事に長年の実績があります。冬の暴風対策として安全で確実な施工をお望みの場合は、専門業者へのご相談をお勧めいたします。

 

冬の暴風が樹木に及ぼす影響

冬の季節は、地上の樹木が最も風の影響を受けやすい時期です。秋から冬にかけて樹木の根が活動を停止し、さらに寒冷期の地盤が硬くなることで、樹木全体が不安定な状態になります。こうした条件下での強い暴風は、樹木の倒伏や枝折れを引き起こし、電線に接触する危険性が著しく高まります。

 

■ 樹木が倒れやすくなる理由

樹木は通年で風に対する耐性を保っていますが、冬場に特に危険性が増す理由があります。

  • 根の活動停止:冬季は樹木の生長が止まり、根が十分に地面を掴む力が低下します
  • 地盤の硬化:凍結や乾燥により地盤が硬くなり、根が容易に浮き上がる状態になります
  • 枝の乾燥・軽量化:水分が減少することで枝が脆くなり、折れやすくなります
  • 風速の増加:冬型の気圧配置により、強い北西風が吹きやすくなります

 

■ 電線への接触リスク

電線に樹木が接触することは、単なる景観の問題ではなく、深刻な安全上の危険を招きます。風で揺れる樹木の枝が電線と常に摩擦を繰り返すと、電線被覆が傷つき、短絡や漏電の原因となります。また、樹液や樹皮の汚れが電線に付着することで、絶縁性能が低下し、漏電リスクが高まります。

ポイント
樹木がわずか数センチ電線に接触するだけでも、接触点での温度が上昇し、火災の原因となる可能性があります。

 

■ 停電・火災の危険性

樹木が電線に接触した場合、広範囲での停電が発生し、医療施設や交通信号など、社会インフラ全体に影響を与えます。さらに、樹木枝の燃焼により火災が発生すれば、その周辺地域の安全が脅かされます。冬の暴風時に樹木が倒れ、電線を巻き込むような事態は、地域全体の防災課題となり得るのです。

 

電線近辺の樹木管理で必須のポイント

電線に関わる樹木被害を未然に防ぐためには、計画的で定期的な樹木管理が不可欠です。自身の敷地内にある樹木はもちろんのこと、隣地の樹木が電線に近い場合の対応方法も知っておくことが重要です。

 

■ 事前に確認すべきチェックリスト

冬の暴風シーズンを迎える前に、以下のチェックリストに沿って、敷地内および周辺の樹木を確認しましょう。

確認項目
対応策

電線までの距離
樹木の枝が電線に接触・接近していないか確認。1メートル以上の間隔がベスト

枝の伸び具合
不規則に伸びた長い枝がないか確認。必要に応じて剪定を検討

樹木の健全性
枯れ枝や折れかけている枝がないか確認。虫害や病気の有無も確認

樹木の根元
樹木が傾いていないか、根元が浮いていないか確認

 

■ 危険な樹木の判断方法

以下に該当する樹木は、電線への接触リスクが特に高く、専門家による診断が必要です。

  • 樹高が高く、電線の高さに枝が達している樹木
  • 根元が浮いており、傾斜している樹木
  • 枯れ枝や腐食が著しく、構造が脆弱な樹木
  • 風の通り道にあり、常に揺れている樹木
  • 過去に風で折れた履歴がある樹木

 

■ 定期メンテナンスの重要性

樹木の安全管理は、一度の伐採・剪定では完結しません。樹木は毎年生長し、新たな枝が伸び、根元の状態も変化します。少なくとも年1回、可能であれば秋から冬にかけて、電線との距離を確認し、必要に応じた剪定や伐採を行うことが推奨されます。定期的なメンテナンスにより、突然の暴風被害を大幅に軽減できます。

 

 

樹木伐採・剪定の正しい方法

電線保安を目的とした樹木の伐採や剪定は、単なる樹木管理ではなく、社会インフラを守る重要な業務です。正しい知識と専門的な技術が不可欠です。

 

■ DIYで対応してはいけない理由

電線に近い樹木の伐採・剪定を自分で行おうと考える方もいるかもしれませんが、これは極めて危険です。

  • 感電のリスク:樹木や工具が電線に接触すると、感電事故が発生します。高電圧の配電線に触れた場合、命に関わる大事故となります
  • 落下のリスク:高所での作業中に足を滑らせたり、脚立から転落する危険性があります
  • 停電の発生:樹木や工具が電線に接触すれば、周辺地域全体に停電をもたらし、他の人命に影響を与えます
  • 法的責任:電力インフラを破損させた場合、損害賠償請求を受ける可能性があります

電線に関わる樹木管理は、必ず専門業者に依頼してください。

 

■ 専門業者に依頼すべき理由

電気工事業の許可を取得した専門業者には、以下のような能力があります。

  • 電気工事の専門知識:電線の種類・電圧・安全距離など、電気工事の基準知識を有しています
  • 安全管理体制:感電対策、落下防止、作業計画書の作成など、工事現場の安全管理ノウハウを備えています
  • 適切な工具・機械:安全性の高い伐採・剪定機械と、緊急時の対応体制を整えています
  • 電力会社との調整:必要に応じて電力会社と協力し、安全な工事環境を確保します

 

■ 伐採工事の流れと安全対策

電線保安を目的とした伐採工事の一般的な流れは、以下の通りです。

  • 1. 事前調査:樹木の位置、電線の位置・電圧、周辺環境を詳細に確認
  • 2. 安全計画の策定:作業計画書を作成し、安全対策を明確にします
  • 3. 電力会社への相談:必要に応じて電力会社に事前連絡を行います
  • 4. 伐採作業:安全な足場確保、工具・機械の安全な操作を行い、樹木を段階的に伐採
  • 5. 撤去・処分:伐採した樹木や枝を安全に撤去し、適切に処分
  • 6. 最終確認:工事完了後、電線との安全距離が確保されていることを確認

 

三重県伊賀市での電線保安対策の事例

三重県伊賀市を中心とする地域では、電力インフラの安定供給を目指し、定期的な樹木管理が行われています。

 

■ 中部電力との協力体制

中部電力と協力し、電線保安伐採に対応している電気工事業者は、地域の電力供給の安定に大きく貢献しています。杉本電気クレーン株式会社も、中部電力からの多数のご依頼に対応してきた実績があり、安定した電力供給を支える重要なパートナーとなっています。

 

■ 地域の特性を踏まえた対策

伊賀市周辺は、山間部と平坦地が混在する地形が特徴です。特に山間部では樹木が密集し、電線との距離が近い箇所が多くあります。季節ごとの天候パターンや、地域固有の樹種の特性を理解した上での樹木管理が重要です。地元の建設業者との協力により、地域に合わせた柔軟で効果的な対策が実現します。

 

冬の暴風対策は、被害が発生した後ではなく、事前の計画的な樹木管理が何より重要です。電線に近い樹木がある場合は、専門知識と経験を備えた建設業者に相談し、安全で確実な対応を心掛けましょう。三重県伊賀市、名張市、亀山市、多気郡にお住まいで、電線保安に関するご相談がございましたら、建設業許可を取得した杉本電気クレーン株式会社へお気軽にお問い合わせください。

 

 

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杉本電気クレーン株式会社
〒518-0809 三重県伊賀市西明寺1672-1
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